教師ならば最後に送る全校生徒に語る時は変に生温いことより、手厳しいことを言った方がいい。
カウンセラーをやるなら、相手によって手厳しいことは返って避けた方がいい。
そんな風に、悩んでる相手によって言い方は千差万別。
場所によって、言わなくていいことはあります。取り扱い注意。
本当に空気を読めない人がカウンセラーをやっている事実
スピリチュアルには必ず前世・来世・カルマ・輪廻転生の話が出てきますが表面上の浅い知識で講師、カウンセラーをやってる方は多くいます。
当然相談内容に依りますけど、”子供に手をあげてしまうのが止められない”といった話に対して
「今世が辛いの?でも体験だから!その子は自ら選んでその為に生まれたから!駄目だったら来世でやり直せばいいよ、あはは!」って語る人って本当にいるんですよ。信じられないけど。
“当時は理解出来なかったけど今ならわかる〜“というそんな話ではなくって、目の前にいる人に心があることすら想像出来ないデリカシーのない発言してしまう呪いのような言葉をかける人間です。
ていうかこれはかえって煽ってますね。全く労わっていない。
人の痛みがわかるには自分もそういう経験がないと語れないのですが、本当に経験していれば「言っちゃ駄目」なことが理解出来るはずです。
しかしそういう人間ほどメディアに出たり注目されやすい
そういうタイプってやけに外にエネルギーを向けてポジティブな印象。
他人によく見られたい人ほどなりやすく、その人が昔どんなに家庭環境が複雑だったとしても必ずしも人の気持ちが汲めるわけではない。
その見られたい・優位に立ちたい人間のエネルギーに同調して人気になったりします。
実は奥手で人前で積極的に出れない人ほど理解していたりしています。物事の本質が。
悲しいけど、そういうはっきり物申せて明るい印象の人が有名になったりするんですよねぇ・・・。
でも言葉に気をつけないと炎上になりやすい。
子供に手をあげてしまうそのその親にヘラヘラと対応なんて出来るわけもないし、子供からしてみればそんな訳のわからないスピリチュアル論は関係ない。早く解決して欲しい訳です。
子供側が今世を諦めさせてどうすんだよ。今この場で何とかしてやらないと駄目だろうが。(言葉の綾みたいな感じで言ったんだと思うけどだったらもうあかん)
本業のカウンセラーの人にとっても失礼で迷惑な話だ。
いや、炎上しやすい人ってやっぱりどこか幼稚だったりずる賢い雰囲気が醸し出してると思うんですよ。視えないけど感じ取れる人は取れる。わかる人はわかるわけです。
出来れば手厳しいことを言える人がいい
・・・が、やはり初対面でいきなり冷たいとほぼ嫌な印象を与えます。
でもビジネスとして考えてない人は嫌われようが伝えることは伝えると思います。
医者でも腕が良かったら性格の悪さは多少目をつぶれるといったように、とにかくどこか的を得ている印象が伝わればその相手から相談者にとっての本当の答えが返って来たりします。
先ほどの例はフレンドリーに接して同調させて信者を増やすといった宗教のようなやり方です。言葉悪いけど。
頼って安心したい。甘えたい。自分にとって安心が出来る場所が欲しいならその人の言うことを信じればいいと思いますが。
人の役に立ちたい!って思ってもこれを伝えれば安易に傷つく、理解できるか出来ないかと瞬時に頭が回らないのであればカウンセラーはやるべきではないかな。
聖書を読んで世界をわかったつもりになっても意味がない
確かにこの世は不幸の前提で作られたし、今ある小さな幸せに感謝することは大事なんですがそんな簡単に解決出来るほど単純な世の中ではないので
もう少し深く深く、寄り添える心の持ち主じゃないと人の悩み相談に対応する仕事はしないのが無難です。
でも出来ない人が多いのが現実です。当たり前と言ってもいいかもしれない。その中で貴重な話が出来る人に会えたらそれは本当に感謝しなきゃならないかも。
え、私?あ、駄目ですよ。全然駄目。そもそもそういう素質ではないし。だからはっきりと商売なんかしない。私に関わる人のみ困ったら手を差し伸ばす。(相談されたらなるべく向き合うけど)
最後に「葬送のフリーレン」に出てくるフランメ様の言葉を借りて終わります。
自分の持つ力を過信せず、クソみたいな驕りと油断を持たないように生きていきましょう。
ひっそりと欺いて生きていくのだ。
結局は人によるんですけどね。人生ってひたすら修行だから。
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