いきなりですが詐欺サイトに騙されました笑
といっても、1万を超えるほどのものではないので(だからこそ軽く見ていたんだね~)、「あー、なるほど・・・(一応反省)」って感じなのですが。振り込みの時点で気づけば良かったんですけどね(;´∀`)
振り込んだ数日後にそのサイトが消えてました。
オレオレ詐欺も「何でわからないの?」ってなっても、年を取って聴力低下して独立した子供と滅多に会えなくなるとこうなりやすいのかな~と、”ある映画“を観て思いましたね。
ってことは、こういうのって案外騙されやすい人が結構いるってわけだ?ーーーとなり警察に相談しに行くかとなりました。
こういう時にAIに頼ると心強い。何にでもそうですけどAIは使い方次第です。何でも頼りすぎると自分の頭で考えられなくなるのでほどほどにですよ。
さて、まずは・・・。
今流行ってるものではなく、昔の商品を探す時に限ってそのサイトが出やすいという仕組み
サイトのURLに「.sbs/」が付いていて、見た感じはメルカリのような感じでした。
.sbsって何?
.sbs
は ドメインの末尾(トップレベルドメイン:TLD) の一種で、最近登場した 「新興TLD」 のひとつです。.com
や .net
みたいな有名どころと違って、.sbs
はあまり聞きなれないけど、誰でも簡単に安く取得できるタイプのドメインです。
元々は「Side by Side(支え合い)」って意味で、社会貢献や非営利団体向けに始まったんですが、現状は詐欺サイトやスパムでの使用報告が多くなってきているドメインでもあります。
格安で誰でも取得可能なので、詐欺グループが使ってるケースもあるし、信用度が低めのドメインってことですね。
中国人が作ったものなのかな、と思ったけど意外と日本語の不自然さはなかったです。
ドメイン名が怪しいはチェックですね(;´∀`)あと価格が異常に安いのもそう・・・。
都道府県に寄りますが、オンライン申請をしてみる
「サイバー犯罪に関する相談」ですが意外と都道府県によって専用フォームがないことがあります。探すの大変だった・・・。
昔ながらのホームページのままやってることが多いので見つけにくいんですよね(愚痴)。
そのやり方はそれぞれ異なるので、調べてやっていきましょう。
一応専用フォームにメール申請して、届いたら15分以内に提出しなきゃならないので先にファイルを作成です。
PDFやWord、Excelでも画像でも可能です。
詐欺被害に使えるテンプレ風のフォーマット(相談書)
■氏名:
■住所:
■電話番号:
■メールアドレス(任意):■被害発生日(または判明日):
例:2025年〇月〇日■購入・取引をしたサイト名(URL):
例:https://xxxxx.sbs/■サイトを知った経緯:
(例:Google検索で「スニーカー 激安」と検索して表示された)■購入した(しようとした)商品:
例:NIKEのスニーカー ×1足■支払方法:
銀行振込■振込先情報(わかる範囲で):
銀行名・口座名義・口座番号など■被害金額:
例:9,800円■相手と行った連絡(時系列で簡単に):
- 〇/〇:注文、メールで自動返信あり
- 〇/〇:入金
- 〇/〇:サイトが消えていた、メールしても返答なし■その他参考情報:
- 画面スクリーンショットあり
- メールや取引履歴はスマホに保存済み■被害届の提出を希望します(or 相談のみでも構いません)
(署名)___________ (提出日)2025年 〇月 〇日
みたいな感じで、警察に行った際話が通りやすくなります。
テキストにはテキストの良さと、直接話す大事さってやはり人はちゃんと対面しないと相手の素性なんて理解出来ないことが多いのかと思います。
次の日警察本部から連絡が来ました。被害届を出すなら住所地を管轄している警察署へと。
何を持っていくといい?
できるだけ以下の情報を持っていくとスムーズです。
・サイトのURL(可能ならスクショも)
・振り込んだ日時・金額・振込先情報
・相手とやり取りしたメールの内容(スマホ・PC画面でもOK)
・被害の状況をメモしておく(いつ、何を買ったつもりだったかなど)
正直どうにかなるなんて思っていなかったけど、何もしないよりマシかな~と。
警察署での聞き込み調査
行ったら本当にドラマにあるシーンと同様、取調室があってちゃんと実在したんだとなりました笑
閉鎖的なので気持ちが暗くなりますね。男の刑事さん2人と私で聞き取りを行います。
勿論こういう詐欺は多いのと、「希少価値の高い商品を探せば何故リンクするのかわからない」とのことでした。
多分AIを使ってるのかもしれませんが、過去の被害者さんのケースでは20年前の商品を検索したらそれが何故か出てきてその懐かしい画像に惹かれついつい購入に至ったけど結局詐欺だったということがあり、
SEOで上位に表示されてるってのが不思議らしい。
もし逮捕が出来たらその仕組みを聞きたいと言ってましたね。
しかしそう簡単には捕まえられない
こういうのは日本人じゃないので、中国人・ベトナム人、カンボジア人等色んな国の人が行(おこな)ってるわけなんですね。複数の国の人たちが役割分担しながら動いてるってことです。
日本にやって来て滞在してそれで上手くいってすぐ向こうに帰ってしまったら・・・・。
法律で相手が日本に居ないと手出しが出来ないのですね。そして一人一人詐欺の規模が小さいと国際捜査の対象にならない。
向こうの人からしてみれば日本のお金って高いわけです。ってことはビジネスとして集められ(こういうのもまんまと利用されてるよねぇ・・・)、
通帳A、通帳B、通帳Cと分けてマネーロンダリングして、振り込まれたお金をすぐ引き取られたらこちらが振り込め詐欺救済法を申請したところで、ほぼ期待出来ないもので・・・(^^;)
※結構な金額被害だったら可能かも?
マネーロンダリング
麻薬取引や犯罪で取得した不正資金など、違法な手段で入手したお金を、架空口座や他人名義口座などを利用して転々と移転することで出所を分からなくして、正当な手段で得たお金と見せかけること。英語表記「money laundering」で、日本語では「資金洗浄」といいます。「マネーローンダリング」と呼ぶ場合もあります。口座を転々とするうちに、汚れたお金(マネー)が洗濯(ロンダリング)されてしまう意味で用いられています。
ぶっちゃけこのような詐欺防止をするには金融機関をどうにか出来るの政府しか出来ないんですって。
だから警察もそこら辺成す術がないと・・・。
国を跨ぐビジネス化が増えてて(国際ネットワークで動いてる)しかもやり方が姑息だけど、一番重要なそこに何もしてくれないとなかなか解決に導かれないと。
ほ~ん?←
つまりですよ?国会で法律を整備したり、金融庁が厳格なルール作りをしないと・・・。
詐欺用の口座が凍結されてもまた新たに作られるのでいたちごっこですよね~。
元となる場所は何処に??と調べたらまぁまぁそれなりの答えが出せます。
今後の自衛の為にも
詐欺が多すぎる社会って、実は放置された政治の結果でもあるので被害者は声を上げてもバラバラで、政治的な力になりにくいです。
この経験を活かしてなるべく自分の身は自分で守ることを意識していかないと駄目なんですねぇ(;´∀`)
警察側も、国内だけじゃ太刀打ち出来ない話になってしまって私ずっと「へぇ~」「はぁ~」「ふ~ん・・・」としか答えられませんでした。
一応被害届を出しまして・・・最後は買い物して帰りましたね。
ってことで詐欺サイトにお気を付けてください。まぁそんな簡単に騙されないんだけど、まんまと手に入りづらいものを探すその心理に狙ってくるのが向こうのやり方なので・・・。
あ、でもクレジットカード決済で導入するには決済代行業者と契約する必要なので審査しないと出来ないのでこういうのはほぼ振り込み申請です。その見極めも一つ。(通過出来ない)
AIにグローバルな詐欺ネットワークのことを調べたら色々出てきたのでお時間ある時にどうぞ。
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