エナジーバンパイアとは何か? エネルギーの奪い合いと霊的な因果の法則

精神世界

人は皆、魂から送られる生命エネルギーによって生きています。このエネルギーは、チャクラと呼ばれる霊的な回路を通して【気】として変換され、肉体・感情・思考の領域で使われています。

私たちの意識が穏やかで調和している時、エネルギーは自然に循環し周囲との関係も健やかになります。

ーーーしかし、この循環を歪めてしまう存在もいます。それが、エナジーバンパイアです。

エナジーバンパイアとは?

エナジーバンパイアとは、他人の【気】=生命エネルギーを意図的または無意識に吸い取ってしまう存在のことです。言葉の通り「エネルギーの吸血鬼」であり、そのやり方には様々な形があります。

・他人の不安や罪悪感を煽る
・被害者意識で相手に罪悪感を抱かせる
・過度な依存や支配を通してエネルギーを奪う
・感情の起伏を無理に起こさせて混乱を誘う

実際には言葉や態度、あるいは「場の空気」そのものを通して、相手のエネルギーに絡みつくようにして奪っていきます。

コードとエネルギーの違い

繊細な感覚を持っている人にとっては、エナジーバンパイアとのやりとりは、まるで「コード(コードライン)」が身体やオーラに刺さるように感じることがあります。

あなたが感じているように、通常の感情のやりとりで生まれるコードと、エナジーバンパイアが仕掛けてくるコードは、明確に”形状”が異なります。

・感情のコード:細く、柔らかく、相互に流れがある。繋がることで共感が生まれる。
・吸収型のコード:太く、ねじれていたり鋭く突き刺さる。相手のエネルギーを一方的に吸い取る構造。

このような吸収コードは、オーラに傷をつけたり、チャクラの流れを阻害したりします。長時間接していると、頭痛、倦怠感、不安、自己否定感等、様々な不調が現れるのです。

念は一方通行のエネルギー

人と人との間には、ハートチャクラを通じた双方向の交流が存在しています。これは、愛情や共感、安心等、調和のとれたエネルギーのやり取りです。

しかし、念というものはそれとは異なります。相手との繋がりを無視して、「自分の思い」を一方的に投げつけるような性質を持っています。まるで、強い圧で誰かに押しつけるようなエネルギー。

怒り、恨み、嫉妬等の念は、相手の霊体(オーラ)にまとわりつき、時に深く侵入してくることがあります。

「感情の素粒子が集まって出来たエネルギーの塊」として感じられます。

因果応報の法則とエネルギーの均衡

宇宙には「エネルギー保存の法則」のように、スピリチュアルな因果の法則が働いています。それは、「他人から略取したものは、別の形で必ず支払うことになる」という原則です。

エネルギー保存の法則とは、孤立系におけるエネルギーの総量が変化しないという物理学の基本法則です。簡単に言えば、エネルギーはどこからか突然現れることはなく、また消滅することもない、エネルギーの形が変わるだけで、全体としてのエネルギー量は一定です。

エナジーバンパイアが他者の気を奪っている間は、一時的に満たされたような錯覚を得ます。しかしそれは借金と同じ。のちに、

・人間関係の断絶
・信用の喪失
・社会的孤立
・心身の不調

といった「代償」を支払うことになります。

この構造は、自分が意識していなくても働きます。霊的なエネルギーは精妙で、嘘がつけないからです。

霊体への影響とチャクラの働き

本来、霊体は魂から送られる生命エネルギーの媒介であり、私たちがこの地上で心身のバランスを保つための重要な構造です。

霊体には常に新しいエネルギーが流れ込んでおり、それはチャクラで”“へと変換され、身体や心へと循環しています。

しかし、そこに他者の念が混ざり込むと、本来のエネルギーの純粋性が失われてしまいます。

・エネルギーの流れが滞る
・チャクラの変換がスムーズにいかない
・感情の波に巻き込まれやすくなる
・心身がだるくなる、やる気が出ない

こういった不調が生まれるのは、念という「余計な付着物」が霊体に影響を与えているからなのです。

奪われない為に出来ること

では、私たちはどのようにしてエネルギーを守ればよいのでしょうか?

・自分軸を保つこと:罪悪感や同情で振り回されず、「NO」と言える勇気を持つ。
・チャクラとオーラの浄化:塩風呂、瞑想、呼吸法、クリスタル
でエネルギーフィールドを整える。
・波動を上げる:自分を大切にし、感謝・喜びの波動を意識する。
・コードを断つ:イメージワークや祈りで、不要なコードを切る意志を持つ。

また、他人を変えようとせず、「私は自分のエネルギーを守ることに責任を持つ」という姿勢が、最大の防御になります。

念の自然排出と浄化について

安心してほしいのは、人間のエネルギー体には「自浄作用」が備わっているということ。

心が落ち着いている時間、眠っている間、自然の中にいる時等、私たちは無意識のうちに少しずつエネルギーを浄化し、念の排出を行っています。

ただし、受け取る念の量が多すぎたり、心のバランスを崩してしまうと、この自浄が追いつかなくなることもあります。

そんな時は、

・なんとなく重い
・常にだるい
・意欲が湧かない
・感情が不安定になりやすい

といったサインが現れてきます。

そういう時にはプロの手を借りて

自分だけではどうにも抜け出せない感覚が続いているなら、エネルギーの浄化に熟練した人のサポートを受けるのも一つの方法です。

・ヒーラーによるチャクラ調整
・霊体のクリアリング
・エネルギーコードのカット
・波動を整えるカウンセリング

等、プロの技術は、溜まりすぎた念の塊をスムーズに排出する手助けになります。

https://note.com/hoshikira/m/m37f2972beab3 ←プロのヒーラーさん紹介です。

最後に

念とは、他人の感情の一部でありながら時に自分の霊体に深く染み込み、影響を及ぼしてくる存在です。

エナジーバンパイアの行為は、ただの悪意というよりも、「自己の未熟さ」がもたらす防衛反応であることもあります。

しかしどんな理由であれ、他者のエネルギーを奪う行為は魂の進化を遠ざけ、結果的に孤立と停滞を招きます。

エネルギーの世界では、「与えたものが返ってくる」という法則が生きています。自分を満たし、他人に優しくする人ほど、自然とエネルギーが巡ってくるのです。

どうか自分のエネルギーを守り、光を絶やさないで下さいね。

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