呪い代行

クリエイティブ

今ノベルゲームコレクションでフェス中なのですが、せっかくなので紹介と、その内容にちなんでお話し。
(ちなみにもうこれからはフェス等、そういったものの参加はしません・・・。)

呪い代行」ってその名の通り人の恨みを晴らすもの。つまりどうにもならない怒りによる復讐を、代わりに霊媒師・呪術師が霊を使って対象者に呪わせます。素人が行うと、自身に呪いがかかる為修行で積み重ねたプロの人じゃないと出来ない。

藁人形を使うイメージですが、それだけではなく本当に力がある方は普段悪霊を除霊しているものが今度は代わりに呪いに使うという・・・恐ろしいですね。やっぱり生身の人間が一番恐ろしい。恨みを残して亡くなると未練がこの世に残り怨霊になる・・・恐ろしい・・・・。

 

 

呪いを代行してもらう場合は大丈夫だと感じている方も多いようですが、全く違います。
代行業者だって、お金を得るためだけに自分の命を犠牲にするわけがありません。
理不尽な依頼には「依頼者の命」が使うこともあります。
 
あくまでも呪いの代行業者は、「呪い」という拳銃を強化してくれる媒体ですので、彼らの命を犠牲にして行なうわけではないんです。
もちろん、呪いに失敗して暴発したり、相手から呪いを返されたりした場合は、依頼者のみならず代行業者も呪いの報いを被ることになります。そういう場面では代行業者自体も命の危険に晒されます。
 
しかし代行業者もプロなので、自分たちは大丈夫なように対策を打っています。
職業柄、「呪い」に関する相談をやる側からもやられた側からも受けたことがあります。
代行業者にしたらデメリットしかないのが「呪い」です。

依頼を受けると施術をして約4ヵ月から10ヵ月以内に結果が出るようです。
今「呪い代行」って調べるとずらーっと出てきますが、果たして本当に効果はあるのか?だって本当にそのような能力があるかわからないからだ。そう、本当にそのような力があって商売にしてるとこは実は見つけにくいという難点がある。

上位にあるもの、ほぼ効果ないと思ったほうがいい笑(口コミがやたら多いのはやはり商売している以上ネットを駆使してSEO対策に必死になってる証拠)

何故なら自分が体験するのではなく、あくまでも相手に起きたことを確認しなければならない。相手が本当に死ぬようなことや、病気になったことがわからない限り「効いた」ことを確認するのは難しいから。あと自身を見つめて誰にまたは何に対して憎しみや恨みを抱いているのか、どんな結末を望んでいるのか、そしてその結末は本当に自身を満足させるのだろうか、複雑な気持ちに正面から向き合わなければ決断はできない。

 
体験談は見つけられず、実際に依頼した方達の声はサイトだけでは届きません。体験談などのような参考材料が少なければ少ないほど自身の気持ちに正直になり判断するしかないのです。体験談が欠落していることは相談、依頼をする前に揺るぎない覚悟を決めなければならないという霊媒師からのメッセージのように思えます。 
時に人生に係わる選択や決断をするのは非常に勇気のいることですが、真剣に悩み考えてたどり着いたものならば後悔することはないでしょう。「呪殺専門 霊媒師」で依頼者様に求められるものは確固たる決心です。その先は霊媒師が全力で力を貸してくれることでしょう。

 
ここからは私の個人的な解釈ですが効果がなくとも本当に効いたのならそれは本人の恨みの力も兼ねて効いたのだと思います。恨みは生き霊になる程強いパワーとなります。祈りよりも強い。

法律は正義ではないので、本当に理不尽でどうしようもない理由ならば同情の余地もあって、天罰を下したほうがいい人間もいると思う。

しかし巡り巡って、実は決められた結果だとしたら。

呪い代行で直接手を下さなくとも、守護霊は見ている。天は見ている。下手すればカルマになるので輪廻転生を繰り返しても今度は被害者立場となり、また果たせなければ加害者立場になり一向に卒業できないループになります。

良い面も悪い面も人の願望は叶うものです。悪い事を願えば悪い事が起こります。反対に良い事ばかり考えているとその通りになります。もっと書くと、人の周期は5年区切りです。つまり5年前の考え、行いが現在出ています。5年先をよくしょうと考えるなら今から計画を立て、成功とか目的を打ち出すことです。
 
これと呪いも同じ理屈なわけです。

(呪術師もこのことを理解しながらも職務に全うしているのかもしれない・・・)

一番呪い代行で怖いのは、呪いなのに恋愛成就があることです。魂の繋がりがない赤の他人同士が強い執念で無理やりくっつけさせるなんて果たして最後まで幸せになれるものなのだろうか?

 

恨みで果たせても、今世で終わりじゃ済まされない。人間の愚かさまでを利用する仕事がいっぱいあるわけです。そんな風に作ったゲームです。

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