「悪魔に憑かれる」と聞くと、あなたはどんな光景を思い浮かべるでしょうか?きっと、映画『エクソシスト』のような、体が異常に曲がり、奇声を発する恐ろしいシーンかもしれません。
しかし、スピリチュアルな視点から見ると、悪魔憑依はもっと身近で、巧妙な形で私たちの人生に影響を及ぼしていると言われています。今回は、そんな「悪魔憑依の真実」について、神話と現代の解釈を交えながら掘り下げていきましょう。
悪魔とは何者?:堕天使、それとも星の民?
伝統的に、悪魔は「堕天使」として描かれてきました。神に反逆し、天界から追放された存在です。しかし、近年の一部のスピリチュアルな解釈では、彼らを「元オリオン人」と呼ぶことがあります。
元々は高次元(7次元以上)に属し、神の領域に近い力を持っていた彼ら。しかし、その力を「支配」や「権力」の為に使う道を選んだ結果、堕落し、やがて「邪神」「悪魔」と呼ばれるようになったというのです。
誰が悪魔に憑かれるのか?
映画のように誰にでも憑依するわけではありません。悪魔は単なる低級な霊とは異なり、非常に知性が高く、戦略的です。その為、彼らが関心を持つのは、力を求める人物です。
- 政府関係者
- 高い地位にある者
- 強大な権力や支配を求める者
こうした人々の欲望こそが、悪魔を引き寄せる「餌」となるのです。彼らは望む力を与える代わりに、その魂と「契約」を結ばせます。
エーテルコードと魂の契約
私たちの体には、エネルギーのパイプである「エーテルコード」があるとされます。守護神や高次の存在は、このコードを通じて私たちを導き、成長を促してくれます。
悪魔との契約も、このエーテルコードを介して行われます。しかし、その目的は全く逆です。悪魔は欲望を満たす力を与える代わりに、私たちのエネルギーを「搾取」します。本人は一時的に満たされても、魂と生命力は次第に蝕まれていくのです。
死後、魂はどこへ行くのか?
悪魔と契約した魂は、私たちがイメージする通常の幽界や霊界には行けません。彼らは肉体の死後、「悪魔の領域」と呼ばれる、異質な次元に引き込まれると言われています。
そこでは、魂は悪魔のエネルギー源として、あるいは奴隷として縛られ、永遠の隷属状態に置かれると伝えられています。これはギリシャ神話のタルタロスや、キリスト教の「地獄」の概念とも重なる部分があります。
悪魔憑依の現代的な姿
今日、悪魔憑依は必ずしも劇的な発作や奇行だけを意味しません。もっと巧妙で気付きにくい形で現れることがあります。
例えば、「権力欲に溺れること」や「他者を支配することに快楽を感じること」。あるいは「富や名声の為なら手段を選ばない」といった生き方そのものが、すでに悪魔との契約を結び、憑依されている状態かもしれません。
悪魔とは、単なる外的な存在ではなく、私たち人間が内側に抱える「欲望」と共鳴し、繋がってしまう存在なのです。
◆ 悪魔についての体系的まとめ
1. 起源と存在論
オリオン系存在との関連
スピリチュアルな一部の体系では、悪魔的存在は「堕ちた星々の民」=オリオン系の存在と結び付けられることが多い。彼らは元来、神の領域に近い「高次元(7次元以上)」に存在していたが、権力・欲望・支配への渇望から“堕落”したとされる。
神話的系譜
『旧約聖書』:
堕天使(ルシファーやネフィリム)として描かれる
メソポタミア神話:
アヌンナキの一部が地上支配に傾倒し、支配・搾取を行ったと解釈される
グノーシス文献:
ヤルダバオート(デミウルゴス)等“偽りの神”としての悪神像が登場
2. 悪魔憑きの対象とメカニズム
一般人には憑きにくい
悪魔的存在は低俗な「地縛霊」とは異なり、むしろ知性が高く戦略的。通常は権力者や政府関係者、あるいは強大な力を欲する者に取り憑く。
エーテルコード(霊的コード)の接続
守護神や高次の導きと同じように、悪魔も「コード」を通じて憑依・契約する。ただし、神的なコードは解放や成長を促すが、悪魔的コードは束縛・隷属をもたらす。
契約の特徴
・欲望や力を満たしてくれる(富・権力・名声等)
・代償として魂の自由を失い、死後も悪魔の領域に縛られる
・通常の「幽界・霊界」ではなく、異質な“暗黒の次元領域”に引き込まれる
3. 憑依の形態
映画『エクソシスト』型(古典的憑依)
意識や肉体を直接支配し、暴力的・異常行動を引き起こす。これは稀であり、主に「警告」や「見せしめ」として現れる。
現代的憑依(巧妙型)
むしろ本人の思考や欲望を巧みに誘導し、自己の選択のように錯覚させる。支配されていることに気付きにくい。
組織的憑依
個人ではなく集団(政府・企業・宗教団体等)を通じて働きかける。歴史上の戦争や大量虐殺の背後に“邪神の影響”を見る解釈がある。
4. 死後の帰趨(きすう)
通常の幽界〜霊界とは異なる領域へ
悪魔と契約した魂は、死後に「彼らの次元」に連れ去られるとされる。
・ギリシャ神話ではタルタロス
・キリスト教では「地獄」
・神智学・スピリチュアルでは「アストラル下層界」
魂の隷属:
永遠ではないが、長期にわたって“エネルギー源”として利用される。 (生き方によって永遠なのかもしれないけど)
5. 神話的・スピリチュアル解釈の整理
悪魔 = 邪神(False Gods)
かつて神の座にあったが堕落した存在。人間に「外面的成功」を与える代わりに、魂を搾取する。
守護神と悪魔の対比
守護神:
自由・成長・調和を促す
悪魔:
隷属・依存・欲望を煽る
悪魔憑きの本質
「外から乗っ取られる」というより、「本人の欲望が悪魔的領域に接続されることで契約が成立する」という構造。
6. 文献・体系の例
『エノク書』:
ネフィリム(巨人族)と堕天使の記録
グノーシス文書(ナグ・ハマディ写本):
偽の神々による人類支配の思想
神智学(ブラヴァツキー『シークレット・ドクトリン』):
堕落した星霊の存在
スピリチュアル系現代解釈
「アヌンナキ=地球支配の一端を担った存在」「巨人やネフィリム=堕天使との混血」という文脈は、現代スピリチュアルにおける“悪魔=古代異星神”説と重なる。
まとめると、悪魔憑きとは「外部からの侵略」というより「本人の欲望と暗黒的存在との契約」であり、その影響は個人だけでなく集団・文明全体にまで及ぶ──というのが神話・スピリチュアル双方での共通の視点です。
1. 文献・伝承に見られる悪魔憑依の理解
聖書・キリスト教神学
・新約聖書には「悪霊に憑かれた人」をイエスが癒す場面が数多く登場する
・初期キリスト教において悪魔は「堕天使」であり、神に背いた存在
・カトリックにおけるエクソシズム(悪魔祓い)は公式に体系化され、憑依は実際の霊的現象と理解されてきた
グノーシス文書・外典
・グノーシス派では悪魔は「デーミウルゴス」や「アルコーン」と結び付けられる
・物質界を縛る存在であり、人間の魂を真の光(神)から遠ざける
古代メソポタミア
・アヌンナキ神話では「堕落した神々」が人類に干渉したという伝承がある
・その一部は後に「悪魔的存在」として再解釈され、権力者や王権と結び付いた
2. スピリチュアル解釈
・悪魔の本質は「外部の存在に依存することで力を得ようとする人間の欲望」と結び付く
・悪魔は元は高次元(7次元以上)の存在だったが、エネルギーの偏りや欲の為に堕ちたとされる
・一般人には憑かず、権力者・地位ある者・力を求める者に寄りつきやすい
・エーテルコードの接続は守護神と似ているが、方向性が「与える」ではなく「搾取する」
・悪魔と契約した者は肉体の死後も通常の霊界には行かず、「悪魔の領域」に連れ去られるとされる
・欲は満たされるが、その代償として永遠の従属を背負う
3. 神話的・象徴的整理
悪魔憑依=王権・支配構造の象徴
悪魔は個人の「強欲」や「権力欲」と共鳴し、政府や支配層を通じて人類に影響を与える。
守護神との対照性
守護神:
与え、導き、魂の成長を助ける
悪魔:
欲を満たし、依存させ、魂を停滞させる
死後の帰還先の違い
守護神と繋がった者:
霊界・神界へ
悪魔と繋がった者:
異界(冥府、堕落した次元)へ
エクソシスト的憑依はその一部の現れだが、より多くは「見えない契約」「権力構造への取り込み」として作用する。
まとめると、
悪魔憑依とは「高次存在の堕落した側面が、人間の欲望と共鳴して生じる契約現象」であり、 神話的には「王権・支配・欲望の象徴」として機能してきました。
まとめ:あなたはどちらを選びますか?
(通常は悪魔を選ぶことはないが)
悪魔との繋がりが「欲望と支配」に根ざしているのに対し、守護神との繋がりは「愛と調和」に根ざしています。
どちらに魂を委ね、人生を歩んでいくのか。それは、私たち一人ひとりの日々の選択にかかっています。現代を生きる私たちにとって、この「魂の契約」の真実を知ることが、より良い選択をする為の第一歩となるのではないでしょうか。
まぁ悪魔を選んで契約してしまったら・・・・もう成す術がないんですよね。どうしたらいいのかって話ですが悪魔退治が出来るスターピープルの人に頼むか(探すしかないけど理由にもよりますね)、ひたすら打算のない他者貢献するか・・・・すんごい苦しいと思いますけどね。
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悪魔崇拝とバレンタインについて。現代のバレンタインについて否定してる訳ではございませんが、本当の”意味”を書かれています。責任は負いかねます。
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