度々原点に戻ることは大事で、同じ景色を見てきた人とは、たった一言で通じるけどそもそも受け手の側にある程度の直感や経験がないと、その言葉の本質は届かない。
例えば「頭のいい人は難しいことを分かりやすく説明できる」ってよく言われます。
しかし実際は頭が良くても伝えるのが苦手な人もいるし、人は「理解した気持ち」によって安心や快感を得る為、難解な問題でも簡潔に説明されるとそれが真実であると錯覚しやすくなります。
これを認知バイアスと呼びますが、一部は正しくても誤った一般化です。
わかりやすい=正しいと錯覚してしまう人も多いけれど、それは快感に近い納得感に引っ張られてるだけだったりします。
本当に大事なのは「これは本当のことか?」と自分を疑える態度だったりする。
結局のところ・・・人生経験、自分で悩んで乗り越えた体験、そういう地道な積み重ねのある人にしか伝わらない話は、確かにあると思います。
直感と経験が噛み合う相手としか、深いところではわかり合えない。そんな当たり前のことを、改めて実感する日々です。
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