「宇宙人のあいつ」

雑話2

 

だいぶ前に観た映画の話。(ゆうてもAmazonプライムですが)

つまらない人にはつまらないだろうけど、個人的に好きな映画内容でした。ゆるいんですよね、最後まで。

あらすじ

海辺の町で焼肉屋を営んでいる真田一家は、両親の死別後に長男・夢二(日村勇紀)が跡を継ぎ、次男・日出男こと、トロ・ピカル(中村倫也)がサポートしていた。
長女・想乃(伊藤沙莉)はリサイクルセンターで働き、DV彼氏との関係に悩んでいて、末っ子の詩文(柄本時生)はガソスタで旧友に出会って嫌がらせをされていた。
ある日、夢二は「真田サミット(家族会議)」を開催し、そこで日出男が「土星から来た宇宙人であること」を告げる。

日出男は土星から探査のために地球に来ていて、もうすぐ帰らなければならないことがわかる。当初は困惑していた想乃と詩文だったが、これまでに撮った記念写真に日出男が一枚も写っていないことを確認し、納得せざるを得なかった。
日出男には家族には言えないもう一つのミッションがあって、それをどうするか悩んでいた。
出発日が刻々と迫る中、家族たちに様々なトラブルが起こり、日出男はそれを特殊能力で解決していく。

そして、出発24時間前を迎えることになったのである。

テーマ:家族とは何か?
裏テーマ:家族のためにできること

【映画感想】宇宙人のあいつ【後半:ネタバレあり】 - Dr.Hawkの映画三昧
■日出男が地球で何を学んで、どのように土星が変化したのかを描いてほしかった ■オススメ度 コント
『「宇宙人のあいつ」こんなにふざけてくれてありがとう。おバカコメディ映画で脳を休めてくださいね。』
「宇宙人のあいつ」 を観ました。 ストーリーは、人間の生態調査のため、23年前に土星から来た宇宙人は、真田家四兄妹の次男・日出男として、夢二、想乃、詩文と暮…

日村さんがいい味出してて良かったんですよね~。
ところで芸人さんが歳を重ねると何だか可愛く見えてしまうのは何故だろう。

DV彼氏との子を身ごもった想乃が日出男に「自分たちの住む惑星ってどんなとこなの?」って聞くシーンがあったのですが、

地球と違って「誰かと比べることはしないし、ただ任務をこなすことのみ」みたいなことを日出男が答えていたんですよね。(忘れちゃったので確かこんな感じ)

そこでは友達を作るとか、誰かを憎むとか、ましてや家族の概念がない。ミッションで人間の生態を調査=「家族というものは何か」と調べる為に地球に来たのですがそんな地球外生命体が地球に来て23年間(土星時間軸ではたったの1年)ですっかり家族という概念を手にして、罪悪感で悩むわけです。

そんな日出男の心情を通じての映画でした。

最後は何故か想乃の子供として生まれ変わります。

ミッションに失敗すると監獄に入られてしまうのですがその刑期が土星での10年、つまり地球での230年というわけですが1年後に生まれ変わってるので、

「家族とはこういうもの」だと伝え任務成功に至ったのではないかと思います。

ところで映画のラストってこういった考察がありきなので、やはり霊能者を名乗るなら多方面に見れる人じゃないと難しいですよね~。それでも完璧な考察は難しいんですけどね。

地球のルールは面倒くさい。ああでもないこうでもないと騒ぐし、感情で左右されるし、裏切るし、奪ってくるし、そうやって生きれば嫌でも孤立するし。働かないと生きていけないし。

余計な手出しをしないことになっていたけど、ずっと家族として生きて来たら何だか助けたくなって来るし、ここに来ると色んな経験ばかり。

設定がユニークだけど、良い映画だなって思い紹介してみました。

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