北極に封印された”失われた楽園”、古代神話と地図が示す「真の世界の中心」

世界の歴史

私たちは、北極と聞いてどんなイメージを抱くでしょうか?

氷に覆われた無人の地。

極寒の中にシロクマが暮らす、過酷な自然。しかしそれは、本当に”北極の全て“なのでしょうか?

実は、かつて北極は「楽園(ユートピア)」として知られていた場所だったかもしれないという説があります。

その楽園は、あらゆる神話・宗教・地図の中に、断片的に描かれてきたのです。

✦ 楽園=北極?神話に共通する「世界の中心」

古代の文献や神話では、世界の中心=聖なる地=楽園という概念が共通して存在しています。例えば、

北欧神話:ユグドラシルとアースガルズ
仏教:須弥山(しゅみせん)
ペルシャ・インド神話:パラディシャ(楽園)
ギリシャ神話:ハイパーボリア
ケルト神話:アヴァロン
キリスト教:エデンの園
チベット仏教:シャンバラ

これらの神話に描かれる聖地や楽園の中心には、共通の構造があります。

それは「中心に巨大な山または柱があり、そこから四方向に川が流れている」世界観。

これは偶然でしょうか?

ユグドラシル

ユミル(Ymir)とは?

欧神話における天地創造の神話(宇宙創生神話)であり、主に『スノッリのエッダ(新エッダ/散文のエッダ)』に記述されています。

ユミルは北欧神話に登場する最初の存在にして原初の巨人(霜の巨人)です。

ニヴルヘイム(氷の世界)とムスペルヘイム(火の世界)が交わったことで、その間から流れ出る川の氷が解け、最初に生まれたのが「ユミル」でした。

彼は夢の中で汗から他の巨人を生み、やがて世界に巨人族(ヨトゥン)を繁栄させます。

ユミルはその後、神々(特にオーディンとその兄弟ヴィリ、ヴェー)によって殺害され、その遺体から世界が創造されるという壮大な神話が語られています。

これは・・・あの漫画を彷彿させるようなお話ですよね?

須弥山 (しゅみせん)

仏教、ジャイナ教、ヒンドゥー教が描く「須弥山 (しゅみせん) 」、マヤ文明でも “中心のピラミッド” が描かれています。インカ、ナバホも同様です。

須弥山 (しゅみせん) のモデルです。

中心の上下にピラミッドがあります。これはエネルギーの形状であり、地球やあらゆる生命が持つ「トーラスエネルギー (磁気エネルギー) 」です。

これはこの北極が、「強力な電磁場」であることを表しています。これを見つけたのはニコラ・テスラです。その太陽と月は、ここから電磁エネルギーを受け取って、地球を周回している説があります。

17世紀半ばに入ると、北極の島々・中心の山は消えていくことになり、二度と見られなくなりました。

✦ 失われた大陸と「ルペス・ニグラ」

古地図に記された幻の島・北極圏の「ルペス・ニグラ」の謎/遠野そら|webムー 世界の謎と不思議のニュース&考察コラム
北極海には巨大な岩山を中心とした「島」がある! 歴史上、いくども地図に記されたそこは、未踏の楽園か、それとも地球内部への入り口か?

16〜17世紀の古地図、特に有名なメルカトル地図には、現在の北極とは全く異なる姿が描かれています。そこには、

・北極に4つの島
・その中央にある「Rupes Nigra(黒く超高い磁力の山)
4本の大河が放射状に流れ、4島に分けている
・記載:「Polus Arcticus(北極の柱)」

これらの情報は、実在の探検や口承をもとに描かれたとも言われ、当時の多くの地図に共通して登場します。

では何故、今その地形は存在しないのでしょうか?

✦ 北極に隠された「アクシス・ムンディ(世界軸)」

多くの神話では、世界の中心に天と地を繋ぐ柱(または樹)が存在するとされます。

それが「アクシス・ムンディ(世界軸)」です。

北欧神話の世界樹ユグドラシル、仏教の須弥山・・・。他にもまだまだ存在していると思われます。

これらは全て「エネルギーの中心」「霊的なゲート」「次元を超える入口」として描かれています。

そしてその中心にある場所こそ、かつての北極=失われた楽園ではないかと考えられているのです。これらの北極の地は、想像上ではなく、実際にこの地球に存在すると言うこと。

✦ エネルギーの中心としての北極

須弥山のモデルやトーラス構造を見ると、上下に向かうエネルギー流(磁力)が存在することが示唆されます。

これは、現在の量子物理学や磁場理論と不思議な一致を見せます。

・地球の磁場は北極から発生し、南極へと向かう
・方位磁石が北を指すのは、北極に”強力な磁力の源”がある為
・一部の説では「太陽と月はこの磁場によって地球上空を周回している」とも

北極は物質的な地理上の点ではなく、”宇宙的な力の焦点“かもしれないのです。しかし、やがて北極は地図から消し去られ、それ以降「北極」とは”生命に乏しい氷の地” が通説になります。

✦ 何故この楽園は消えたのか?

17世紀半ば以降、メルカトル地図に描いたような北極の地形は、突如として地図から姿を消します。(メルカトル地図とは、地球上の場所を平面地図に投影する際に、特に航海や地理の分野で広く利用されている図法のことです。)

現在私たちが知る「氷に覆われた北極海」が一般常識となり、島も山も”存在しない“ことになってしまいました。

これはただの地理的な勘違いだったのでしょうか?

それとも、意図的な隠蔽や情報の改ざんだったのでしょうか?

これらの地図は “エデン”、 “シャンバラ” 、”アガルタ” は一時広く知れ渡っていたことを証明します。しかし何かしらの理由で、その知識は消し去られ、”オカルト” 扱いされていくことになります。

✦ 北極は今も”封印された楽園”なのか?

かつての探検家たちは、北極で「異常な磁気」「時間の歪み」「空の穴」「高度な文明の痕跡」等を報告していました。

一部の人々は今でも、北極に地下世界アガルタの入り口があると信じています。チベット仏教ではシャンバラ(仏教王国)と呼ばれています。

また、近年の衛星データの一部では、北極点に奇妙な穴のような影が確認されたという噂も存在します。

✦ 結びに。真の地球の姿に目を向ける時

北極とは、ただの氷の塊ではなく、人類が封印された真実と繋がる鍵かもしれません。

・何故多くの神話は、同じような楽園を語るのか?
・何故北極の本当の姿は消されたのか?
・何故現代の私たちは、そこへの探求を忘れてしまったのか?

それらの問いを抱きながら、もう一度”世界の中心“に意識を向けてみましょう。

楽園は、失われたのではなく、思い出されるのを待っているのかもしれません。

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