ちょっと不思議だと思ってしまった話をします。
もし良ければ最後までお付き合いください。
自分が「主役」だと思って生きてきたけれど・・・
私たちはこの世に生まれて、「自分がこの世界の主役だ」とどこかで信じて生きていると思います。
人生は自分の物語であり、目の前の出来事はすべて自分の成長のために起きている。そう信じていたりしますよね。
けどふと、こんな考えが頭をよぎりました。
本当に全員が主役なんだろうか?
もしかすると、この世界には「主役ではない人たち」が存在しているのではないか?
ゲームの「町の人」みたいな存在
例えばRPGの世界を思い出してください。


これは育成ゲームの「牧場物語」。個人的に好きなのでつい。
プレイヤーである私たちは、ゲームの中の主人公を操作して、色んな町を訪れます。そこには町の人たちがいて、話しかけると決まったセリフしか返してきません。
「この道をまっすぐ行って・・・」とか、「最近モンスターが増えてるんですよ」みたいな感じです。
現実の世界にも、こういう「決まった反応しかしない人たち」がいると感じることはありませんか?
話が通じない、何度言っても同じ答えしかしない・・・そんな経験、誰しも一度はあると思います。
彼らは「プログラムされた存在」なのかもしれない
私はそういう存在を、仮に「プログラムされた存在」と呼びたいと思います。
特定の条件下で決まった反応しかしないように、この世界に設定されている存在。まるで、主役の成長や学びを助ける為にだけ存在しているかのように。
世の中のうち、約2割の人は「主役(演者)」として生まれてきていて、残りの8割はそのサポートをするための「プログラムされた存在」なのではないか。
そんな仮説を立ててみたら、妙にしっくりくる部分があったんです。
話が通じない理由に納得できる
例えば、健康のリスクをいくら説明しても全く耳を貸さない人がいます。
どれだけ論理的に話しても、「そんなの関係ない」とシャットアウトされてしまう。
でももしその人が「プログラムされた存在」だったとしたら?
主役を気づかせるための「反面教師」として、そうプログラムされて生まれてきたのだとしたら・・・。
わかってもらえない理由にも、納得がいく気がするのです。
マトリックスの世界を思い出す
映画『マトリックス』に登場する「エージェント・スミス」。彼はシステムを守るAIで、命令に忠実に動き何も疑わず支配する側の役割を果たしていました。
さすがにきもい
現実でも、周囲に従順で同じようなセリフしか話さない人たちがいます。彼らもまた、そうした「プログラムされた存在」なのかもしれません。
ハイヤーセルフという視点
そしてもう一つの視点。
私たち「主役」は実は自分自身のほんの一部でしかなく、「ハイヤーセルフ(高次の魂)」と呼ばれる本当の自分が、上の次元からこの人生を導いている、という考え方があります。
地上での体験は、死後にハイヤーセルフへと統合され、やがて「アカシックレコード」と呼ばれる場所に記録される。
それが、この世界での「学び」の意味かもしれません。
この世界は仮想現実?
もしこの世界そのものが、仮想現実(バーチャルリアリティ)だとしたら?
私たちは「アバター(分け御霊)」としてこの地上に投影されていて、他にはプログラムされた存在、そして実在しないバーチャルな存在たちが混在しているのかもしれません。
あまりにも突飛な話かもしれませんが、私にはそんな考え方のほうが今の世界の理不尽さや違和感を説明できる気がするのです。
もちろんこれは、ひとつの仮説にすぎません。
しかしもしあなたが「なんでこの人とは話が通じないんだろう?」と感じた時、「この人はプログラムされた存在かも・・・」と考えてみると、少しだけ気が楽になるかもしれません。
世界の見方が変わると、悩みや怒りが少し軽くなることもある。
そんな小さなヒントとして、この記事が誰かの気づきにつながれば嬉しいです。
※この内容はスピリチュアルな視点を含んでおり、全ての人に当てはまるものではありません。ご自身の感性に合う部分だけを受け取ってください。
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