〜古代から続く日本の黒幕〜

「八咫烏(やたがらす)」と聞いて、サッカー日本代表のシンボルを思い浮かべる人も多いかもしれません。
しかし真の「八咫烏」は、はるか古代から現代に至るまで日本の裏の歴史を司ってきた神秘的な存在です。
八咫烏の正体とは?

正式名称は八咫烏陰陽道(やたがらすおんみょうどう)。
これは裏天皇家とも言われるほどの影響力を持つ、古代から続く日本の秘密結社のような存在です。
構成母体は、賀茂氏(かもうじ)という氏族。
この賀茂氏は渡来系の秦氏(はたうじ)の一派であり、日本の神道儀式を担う重要な役割を果たしてきました。
あの有名な陰陽師「安倍晴明」の師匠も、実はこの賀茂氏の出身です。
始まりは奈良時代

八咫烏に導かれる神武天皇らしい図
八咫烏が結成されたのは、天平16年(744年)。
藤原氏による権力の独占に対抗する為、聖武天皇の密命を受けた吉備真備(きびのまきび)が、丹波国で八咫烏を組織したと伝えられています。
彼らは全員が「漢波羅(カンバラ)」=迦波羅(カバラ)の達人であり、卓越した陰陽師でした。
八咫烏の正体は「味耜高彦根命」?
一般には、八咫烏(やたがらす)は神武天皇を熊野から大和へ導いた三本足の霊鳥として知られていますが、実はその神格的な本体とされるのが「味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)」です。
何と、大国主の息子なのです。

本拠地は京都ですが、高彦根神社のご祭神が「味耜高彦根神」であり、八咫烏。
賀茂神社と味耜高彦根命
京都・賀茂神社のご祭神である
京都の上賀茂神社・下鴨神社の御祭神として祀られる味耜高彦根命は、賀茂氏の祖神であり、神代から続く陰陽道のルーツとも関わる存在です。賀茂氏は八咫烏陰陽道の担い手であり、日本の精神的・政治的バックボーンに深く関わってきました。
八咫烏=導きの神
八咫烏は「導きの象徴」とされ、天(神)・地(自然)・人(人間)の調和を三本の足で表しています。この三位一体の象徴は、神道の深い世界観と密接に結びついています。
何故味耜高彦根命が八咫烏なのか?
神話的には、味耜高彦根命は雷や農業、秩序を司る神とされており、導き手としての霊格も持ちます。その為、「実は八咫烏そのものである」と伝える古文書や秘伝も存在します。
これが後の賀茂氏(かもうじ)になり、黒い顔をしているので「八咫烏」というあだ名で呼ばれるようになりました。
賀茂氏の弟は「事代主命 (ことしろぬし) 」と言います。この事代主が「恵比寿 (えびす) 」様と呼ばれている人物です。
地下に生きる者たち
八咫烏の構成員は、戸籍を持っていないとされており、都市伝説的には、日本に存在する戸籍のない約20万人のうち、半数が八咫烏関係者とも囁かれています。
彼らは地下に住み、表の世界とは一線を画して生きています。

熊野本宮大社にある八咫烏の像
三本足の意味
熊野本宮大社に祀られている「八咫烏」は、三本足で描かれます。
この三本の足は、「天・地・人」を表しており、神・自然・人間が同じ太陽から生まれた存在であるという思想を象徴しています。
銀河連合との連携?現代の八咫烏
一部では、近年の八咫烏がトランプ軍や銀河連合と協力し、地球を支配していたレプティリアン(爬虫類型宇宙人)を追放したとも噂されています。
信じるか信じないかはあなた次第ですが、「八咫烏」は単なる伝説や神話の存在ではなく、現在進行形で動いている”何か“なのかもしれません。
終わりに
八咫烏陰陽道——それは、日本の表舞台では語られない、もう一つの歴史。
深く知ろうとする者だけが辿り着ける世界です。
この情報はあくまで「口外しにくい話」であり、真偽の判断は各自に委ねられます。
しかし確かなのは日本には未だに、語られていない「本当の歴史」があるということ。
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